・プーチン戦争とガザ戦争勃発により、「新たな戦前」が指摘される現代世界。その類似性が指摘される戦間期(1920〜30年代)ヨーロッパの政治状況を当時の実情に即して学ぶ。 ・30年代のファシズム外交とイギリスの宥和外交との対抗関係を通して、ヒトラー外交および宥和政策の本質に迫る。 ・なぜイギリスはヒトラーのヨーロッパ侵略を阻止できなかったか?なぜ誰も望まない大戦に突入したのか?ヒトラーとチェンバレンの政策を中心に、英独の政策決定過程および権力外交の実態を明らかにする。 最新の研究動向に基づき、資料や映像も駆使して、皆様と共に学びたいと思います。 <各回の内容(予定)> 第1回 ヴェルサイユ体制とファシズム外交 第2回 ヒトラーの戦争外交 第3回 チェンバレンと宥和政策 参考図書は、各回の講義時に適宜紹介します。 各回の講義時には、前回の講義で配布した資料もご持参ください。(復習に役立ちます) (講師・記) 画像:ミュンヘンに集まった英仏独伊の首脳。左からチェンバレン、 ダラディエ、ヒトラー、ムッソリーニ、チャーノ伊外相(Bundesarchiv, Bild 183-R69173 / CC-BY-SA 3.0)
宮坂 豊彦:早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際政治史、イギリス現代史。近現代ヨーロッパ国際関係・イギリス政治外交・ファシズム政治外交・日本政治外交など、現代史分野さらに歴史教育など幅広く研究する。大学などで現代史を教える。現代史関係の著書がある。
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