現在、八幡神は日本の神々の中で最も多くの神社に祭られており、日本を代表する神と言えますが、同時に、八幡信仰の歴史にはいまだ多くの謎が残されています。今期の講座では、信仰史の観点から先端的な研究成果を踏まえつつ、鎌倉時代の石清水宮において深められ達成された八幡信仰の神秘と真実、その不思議に迫ります。 カリキュラム 第1回 石清水宮八幡神の本地説 ― 釈迦・阿弥陀から大日如来へ 第2回 石清水宮八幡神の神体 ― 神像の焼亡と剣璽の神秘 第3回 石清水宮『八幡愚童訓』の達成 ― 戦乱を乗り越える八幡神学
筆記用具