日々の暮らしにオペラの音楽を取り入れてみませんか? 1期につき一度の講座で名作オペラを取り上げ、映像や音源をご紹介しながら音楽の魅力を解き明かすと同時に、舞台上の人物が織りなす人間模様に迫ります。 今回は、年末にかけて国内外で上演回数の増える人気の演目、モーツァルトの《魔笛》を取り上げます。善悪、昼夜、音域の高低など、2極分化した世界が際立ち、試練を経た人間の成長や生死のせめぎ合いが劇的表現で描かれる一方で、幸福でユーモアあふれる情景にはほっとさせられます。 作曲者の死までわずか2か月余りという時期に完成し、啓蒙思想を色濃く反映した名作オペラ《魔笛》を掘り下げ、皆さんの身近な存在に近づけましょう。(講師・記) <今後の予定>※予定は変更になる場合がございますので予めご了承ください。 2025年1月期:ビゼー≪カルメン≫
山本 まり子:国立音楽大学とお茶の水女子大学大学院で声楽を、ハンブルク大学(DAAD奨学生)で音楽学を学ぶ。博士(人文科学)[お茶の水女子大学]。現在、聖徳大学音楽学部教授、聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)音楽研究センター長、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員、日本声楽家協会理事。マーラーの作品、ロマン派オペラ等を研究。共著書に『キーワードで読むオペラ/音楽劇 研究ハンドブック』など。N響等の楽曲解説執筆、FMでのゲスト解説など多数。
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