私たちは、子どもの頃から、自覚がないまま、大なり小なりジェンダーバイアスを刷り込まれながら生きています。親や教師からの言葉、メディアに流れる様々な情報が私たちの価値観に影響しています。例えば「男なんだから泣くのはやめなさい」「女の子だから勉強はそこまで頑張らなくてもいいでしょう」等の言葉を子ども時代に大人からかけられることが重なることは私達にどう影響するのか、気になっています。社会内に根強い性差別を解消するために、子育てや教育ではどんなことを意識する必要があるのか。大人の責任として、子ども世代にどんなことをできるのか。そのようなことを一人一人が考えるヒントになるようなお話をできればと思います。(講師・記)
太田 啓子:2002年弁護士登録(神奈川県弁護士会 湘南合同法律事務所)。 日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会委員、神奈川県男女共同参画審議会委員等経験。 一般民事事件、家事事件(離婚等)を多く扱う。 著書「これからの男の子たちへ「男らしさ」から自由になるためのレッスン」(大月書店)「いばらの道の男の子たちへ」(共著 光文社)「五十歳からの性教育」(共著 河出新書)「憲法カフェへようこそ」(共著、かもがわ出版)10代の息子2人の母。
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。