今からおよそ5000年前、ナイル河のほとりに誕生した古代エジプト王国は、3000年にわたって続く独特な文化を生み出しました。その魅力は今なお世界中の人々を引きつけています。この講座では、古代エジプト人がなぜ動物の頭を持つ神々を考えだしたのか、なぜミイラを作り手厚い葬儀を行ったのか、どんなことを神に願ったのかなど、信仰や葬儀に関するトピックを取り上げていきます。古代エジプト文化の根幹となる部分について、理解を深めていただければと思います。(講師・記) ※24年4月期開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です! ■各回のテーマ 第7回 :神への嘆願と奉納 第8回 :来世観と葬儀(1) 第9回 :来世観と葬儀(2) 第10回:庶民と神々 第11回:古代エジプトの呪術(1) 第12回:古代エジプトの呪術(2)
和田 浩一郎:國學院大學講師 1968年、青森県生まれ。英国・スウォンジー大学古典古代史学部大学院修士課程、國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(歴史学)。國學院大學兼任講師、早稲田大学エジプト学研究所招聘研究員。国際文化財(株)所属。1989年からエジプトでの発掘調査に加わり、埋葬習慣を中心に庶民の精神文化を探る研究を行っている。著書に『古代エジプトの埋葬習慣』(ポプラ社)、『古代オリエント事典』(岩波書店)など。
■講師都合により、日程が変更になる場合がございます。 ■本講座はハイブリッド講座です。先生は教室で講義する予定ですが、状況に応じてオンライン登壇の可能性がございます。 ■発掘調査のため、8月は講座がお休みです。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問い合わせは、yk9yokohama@asahiculture.comで承ります。