ほっと楽になる、心地よい旬の養生。気がついた時に自分でできる、効果的な運動や呼吸、てあてや瞑想を、季節に合わせて学びます。さしく自然に、自分で心身を整える方法の全てが「気功」。春夏秋冬、温湿度や日照の変化が心身に与える影響は想像以上に大きく、季節ごとに身体の大きな変化が促されます。季節にぴったりの簡単な気功を知り、楽に実践することで、生まれ変わったような収穫を得ることができるでしょう。そして、秋から冬へ切り替わるこの季節は、心身を整えるのに絶好の時期です。休憩をはさんでたっぷり2時間半、深く休んで目覚めるような時間。 一回ごとの受講も可能ですが、身体にお得な継続受講をおすすめします。 10/13【10月】足腰を元気に …腰痛予防と腎臓のケア 涼しい日が多くなると、腎臓に負担がかかって腰がねじれやすくなり、そのまま力を入れると腰を痛めることが多くなります。老いや衰えが目立ってきたり、疲労感がある時も同様に、腎臓のケアをこまめにして、腰のねじれを解消することが大切。腎臓は、泌尿器、足腰や耳、心臓や寿命にも関連し、根本の元気を担います。腎臓や足のマッサージやてあてなど、やさしいケアを中心に、自分でできる腰痛対策も。身を気持ち良く整えながら、生命力を根本的に高めていきましょう。 11/10【11月】冷えを抜く …次の春に向けて 冷えを感じ始めたら、しなやかな骨盤力を回復する好機。気温の低下を感じると、骨盤が引き締まることで寒さから体を守りますが、そのまま緊張が抜けないと、かえって冷えやすくなってしまいます。冷えたらすぐ足をゆるめて、骨盤の緊張を抜いてあげましょう。ゆっくりていねいに足をなでたり、指を動かしたり、足湯で温めて冷えの症状を解消しましょう。 症状が出てきた時が、解消するタイミング。骨盤の収縮力がついて、冬が過ごしやすくなり、次の春には、とても心地よい、大きな心身の変化を感じるでしょう。 12/8【12月】心と体の大掃除 …私にご褒美を がんばってきた自分へのご褒美として、この一年の疲れを一掃するように、じっくりていねいに、心身をゆるめていきましょう。全部をいっぺんにゆるめようとせず、場所を選びながら、順々にゆるめていくと、ストンと身体中の力が抜けて、心がほどけて軽くなります。気が急いて忙しい時期だからこそ、自分を大切にする、ゆったりとした時間が必要。やさしくなでたり、楽に気持ち良く動いたりしながら、時の流れが止まったかのような、充実の2時間半。スッキリした心と体で、新しい年を迎えましょう。気がついた時に自分でできる、効果的な運動や呼吸、てあてや瞑想を、季節に合わせて学びます。
天野 泰司:NPO法人気功協会運営責任者 大学在学中に気功と出会い、育児を機に整体と出会う。「やさしくて効果があるものはすべてが気功」という視点で、心身技法の統合に挑み、新しい地平を拓く。ライブ感覚の授業で自然の原理をシンプルに伝え、あくび、のび、笑いなど、日常の動作を組み合わせて大きな効果を上げる。著書に『気功入門』『治る力 病の波を乗りこなす』新刊『季節をめぐる気功』(春秋社)、『気功の学校』『はじめての気功』(筑摩書房)など。 「気功のひろば」 https://npo-kikou.com
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