日本民俗学を開拓したことで知られている柳田国男は、自身の学問のはじまりとなる明治末期に『後狩詞記』『石神問答』『遠野物語』、後に初期三部作と呼ばれる著作を残しました。これらはそれぞれ言葉や書簡、語りを編集するという特異な性格をもちますが、その成立背景にはどのような人物や学問の動向が関わっていたのでしょうか。本講座では最新の研究動向を踏まえながら、初期三部作の成立について考えてみます。 <各回の内容> ※日時・曜日が変則です。ご注意ください。 @ 11/02(土) 『後狩詞記』 A 11/18(月) 『石神問答』 B 11/30(土) 『遠野物語』
渡 勇輝:摂南大学非常勤講師 1987年生。佛教大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在は摂南大学非常勤講師。専門は日本思想史、日本宗教史、神道史。
筆記用具
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