戦国山城は、天守閣や石垣を持つ近世の大規模な城ではなく、土と岩の城です。山城の立地には、地形や地理的位置が大きくかかわっていますが、地質が大きな要素を占めている山城もあります。そこで、関東甲信東海を中心に、地質の特性を生かした日本全国の山城を、発掘調査の成果とともに紹介します。(講師・記) <各回のテーマ> (1)関東ローム層と火砕流台地の山城 (2)関東山地の山城 (3)北関東・信濃の山城 (4)甲斐・東海の山城 (5)岩山の山城(全国) (6)特徴ある地質の山城(全国) ※本講座は2022年4月〜2022年9月に行った「山城の地質学」の続編です。 ※画像説明:火砕流台地の山城(群馬県箕輪城)
上本 進二:うえもと しんじ 神奈川災害考古学研究所代表。専攻は地形学・考古学・火山灰層序学・考古石材学。共著書に『ふじさわの大地』(藤沢市教文センター)、『秦野市砂田台遺跡』など遺跡発掘調査報告書多数〈約300編〉。趣味は登山・水彩画
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問い合わせは、yk9yokohama@asahiculture.comで承ります。