『歎異抄』とは、親鸞聖人(1173〜1262)没後、門弟に拡がる異義を嘆き、直弟子が「真信」の正意に帰すべき旨を著した書です。それは先師(親鸞)より直接に伝授され、しかも心の奥深くに刻み込まれていた法語がもとになってい ます。随所に見られる師弟の対話、応答の記録は、煩悩に苦悩し生死の闇に惑う者への光となり、救いに安住する信へといざなう手だてともなるでしょう。本書の学びから、私たちの身近にあってたたずみ寄り添う人柄や実像にせまりながら、法語の持つ奥行きや言葉の響きにも耳を傾けたいと思います。 今期は第4条を読みます。 ※初回に1日体験を併設します。受講料は会員、一般ともに3,190円です。
プリントを配布します(実費)。 お手持ちの『歎異抄』があればお持ちください。なくても構いません。