「集合と命題」を中心に学ぶ。3年B組の生徒全体は1つの集合である。自然数全体や整数全体もそれぞれ別タイプの集合だ。これらを扱う際の「一般的」考え方・集合間の「関係」、その表現・表記方法を学ぶ。記号⊂, ∪ や、ド・モルガン法則を用いると、「不透明さ」を感じる「集合」が身近な対象となる。集合の個数の計算練習も行う。 後半は「命題」やそれに付随する「必要条件・十分条件」また「背理法」に触れる。「数学嫌い」を急増するこれらの分野を「具体例」で「頭脳活性化トレーニング」の分野に変身させる。例えば「床屋のひげパラドックス」等を紹介、楽しみながら考える。最終的に「親しみを感じる」対象として学び終える。
佐藤 榮一:九州大学名誉教授
以下の教科書を使用します。 「数学I」(数研出版)800円
Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信はありません。お問合せはfk9asacul@asahiculture.comで承ります。