今から2500年前の中国、孔子は理想的な政治が行われることを目指して、多くの権力者たちに出会います。『論語』には、故国である魯の国の君主や実権を握る重臣たち、遊歴先の衛や斉の国の君主などとの対話が散見します。さらに門人たちも尋ねます、政治を行うに当たって大切なことは何でしょうか、と。混迷する現代社会にあって、あらためて孔子の言葉に耳を傾けてみたいと思います。 ※当日入金は受講料に550円(税込)を加えた金額で承ります。 ――――――――――――――――――――――――――――
柴田 篤:九州大学名誉教授 九州大学文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。九州大学助手、福岡教育大学助教授を経て、九州大学文学部(中国哲学史講座)教授、同大学院教授。九州大学大学院人文科学研究院長、同人文科学府長、同文学部長等を歴任。現在、九州大学名誉教授。専攻分野は中国哲学史。特に中国近世儒学思想(朱子学・陽明学)及び日本におけるその展開、また明末清初における天主教(カトリック)と中国思想との対話などを研究。著述は、『中村タ斎』(叢書・日本の思想家11、明徳出版社、1983)、『天主実義』訳注(東洋文庫728、平凡社、2004)など。
プリント資料を配布予定です。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。 見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。 お問合せはfk9asacul@asahiculture.comで承ります。