古墳時代の権力者は、古墳という大きな墓をつくりました。その古墳の上や周囲には、埴輪が立てられる事もありました。その埴輪は、様々な人物や動物、器財などからなります。日本を象徴するかのような魅力的な考古遺物である埴輪は、国内のみならず海外での人気も高いです。 このたび東京国立博物館では、特別展「はにわ」(2024年10月16日〜12月8日)を開催する運びとなりました。その特別展の主担当である研究員が、埴輪のみどころと共に、展覧会の構成や内容についてお話をいたします。 (講師・記) ◆挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」 会期 : 2024年10月16日(水)〜12月8日(日) 会場 : 東京国立博物館 平成館 [特設ページはこちら](https://haniwa820.exhibit.jp/)
河野 正訓:かわの・まさのり 1981年山口県下関市彦島生まれ。明治大学や京都大学大学院で考古学を学ぶ。京都大学の博士(文学)。明治大学古代学研究所の後、2014年から東京国立博物館に勤める。現在、学芸研究部調査研究課考古室の主任研究員。この秋、東京国立博物館で開催する特別展「はにわ」の主担当。
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