前3000年紀末から前2000年紀前半のバビロニアの歴史をわかりやすくお話します。アッカド王朝崩壊後の混乱状況から、シュメル人ウルナンムによる統一国家ウル第三王朝が成立します。シュルギ王治世には最盛期を迎えますが、約100年で滅亡します。歴史の担い手がアムル人に代わり、前2004年から前1595年までの古バビロニア時代を迎えます。ハンムラビ王による統一までのバビロニアの歴史をお話します。なお、カリキュラムは一部変更することもありますので、予めご了承ください。 (講師・記) リーフレット画像:伝ハンムラビ王像 〈今回のスケジュール〉 ※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 ナラム・シン王の「帝国」 第2回 ウルナンム王の統一 第3回 最盛期シュルギ王による支配 第4回 ウル第三王朝崩壊とマルトゥの侵攻 第5回 イシン第一王朝とラルサ王朝 第6回 ハンムラビ王の統一
小林 登志子:歴史学者 1949年千葉県生まれ。中央大学大学院修士課程西洋史専攻修了。歴史学者。著書に『シュメル―人類最古の文明』(中公新書)中央公論新社、『シュメル神話の世界』(中公新書)共著・中央公論新社、『五〇〇〇年前の日常−シュメル人たちの物語』 (新潮選書)新潮社、『文明の誕生―メソポタミア、ローマそして日本へ』『古代メソポタミア全史』(中公新書)中央公論新社など。日本オリエント学会奨励賞受賞。
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