印象派の秀逸なコレクションで日本でもその名が知れ渡るロンドンのCourtauld Gallery(コートールド美術館)は、ロンドン大学の美術研究所付属美術館として1958年に開館しました。 その名前は、研究所の設立に貢献し、自身の印象派と後期印象派のコレクションを寄贈した、実業家・美術品収集家のサミュエル・コートールド(1876-1947)にちなみます。 2019年には「コートールド美術館展 魅惑の印象派」が東京都美術館で開催されたので、その名を知る方も多いでしょう。 印象派とポスト印象派のコレクションで有名ですが、実は中世からルネサンス期の貴重な美術品も多数所蔵しています。 この講座では、7月期に中世からルネサンス期、10月期には印象派・ポスト印象派のコレクションを取り上げ、その魅力をじっくりとご紹介します。 美術史に興味がある方、美術館巡りが好きな方、ロンドン旅行を計画中の方、ぜひ、お気軽にご参加ください。 10月期:耳に包帯をしたゴッホの自画像は世界に2点しか現存しません。 マネの「草上の昼食」は、オルセーにあるはずでは!?
笹山 美栄:西洋美術史家。英国在住。1998〜99年、ロンドンの朝日カルチャーセンター講師。「楽しく、わかりやすく」をモットーに、現在ロンドン4ヶ所、2006年からは東京でも西洋美術史講座を開催中。2004年から始めた年に2回のロンドン発アートツアーで、 これまでにパリのルーブル美術館、フィレンツェのウフィッツィ美術館、マドリッドのプラド美術館などを訪れる。
Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)は翌月曜日以降、マイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。