インド北部から中央アジアにいたる広大な地域を統一したクシャーン朝は地域の安定をもたらし、中国〜ローマ世界を結ぶシルクロード交易、ガンダーラにおける仏像の創造など重要な役割を果たしています。この王朝の歴史・文化・宗教について解いていきます。(講師・記) 図像説明: クシャーン朝 ヴィーマ・カドフィセス 〈今期のテーマ〉 第1回 クシャーン朝の勃興と興隆 第2回 クシャーン朝とローマ世界 第3回 クシャーン朝はゾロアスター教徒か?
前田 たつひこ:平山郁夫シルクロード美術館学芸員 1954年生まれ。東海大学文学部卒業。共著に『文明の道2ヘレニズムと仏教』(NHK出版)、『カラー版東洋美術史』(美術出版)、『世界美術大全集東洋編15中央アジア』(小学館)、『死と来世の神話学』(言叢社)、訳書にF. ティッソ『図説ガンダーラ』(東京美術)、A.フーシェ『ガンダーラ考古游記』(同朋舎)ほか、論文に「クシャーン王朝揺籃の地」、「スルフ・コタルの宗教について」など。
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