源平合戦は、大将格の者だけでなされたものではありません。そこには多くの武者たちが参じては去り、時には命を落京の都で栄華を謳歌した平家の武士たちにとって、東国武士は大きな脅威でした。一方で、東国武士には平氏を祖とする一族も多く、源平合戦における立場の選択には困難もありました。そうした東国武士の心性に注目しつつ、『平家物語』を読んでいきたいと思います。 【各回のテーマ】 10月 斉藤別当実盛 11月 頼朝の挙兵をめぐって 12月 宇治川合戦 (教室講座です。オンライン講座を併設します)
源 健一郎:元同志社大学文学部国文学科教授 専門は中世古典文学。特に『平家物語』等の軍記物語と中世宗教思想との関係について研究している。
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