日本各地には、美しいほとけがたくさん祀られています。もちろん奈良・京都の国宝の仏像の美しさはいうまでもありませんが、九州や東北、関東など都から離れた、いわゆる地方仏も独特の魅力を放っています。なかでも、現在の神奈川県の鎌倉・相模地方には美しい仏像や神像が目白押しです。本講座は、鎌倉・相模の仏像や神像を探り、その美の真髄を解説します。(講師・記) ※画像説明:建長寺 <各回テーマ>講義の進捗により変更する可能性があります。 第1回 神奈川・光明院の弥勒菩薩坐像と鎌倉・光触寺阿弥陀三尊像 第2回 鎌倉国宝館蔵の十二神将像と神奈川・興福院の普賢菩薩坐像 第3回 鎌倉・東慶寺の水月観音坐像と浄智寺の韋駄天立像 第4回 鎌倉・覚園寺薬師三尊像・十二神将像と円覚寺の梵天・帝釈天像 第5回 鎌倉・建長寺の伽藍神像と荏柄天神社の天神坐像・天神立像 第6回 鎌倉・鶴岡八幡宮の弁才天坐像と住吉神倚像
北 進一:きた・しんいち 1963年生まれ。中国・山東大学留学。アジア文化史専攻。群馬県立女子大学および高崎経済大学兼任講師。著書に『アシュラブック 興福寺阿修羅像から東大寺不空羂索観音像へ』(美術出版社)、『ほとけを知る 仏像めぐりハンドブック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。共著に『カラー版 東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15 中央アジア』(小学館)、『中国世界遺産の旅3 四川・雲南・チベット』(講談社) ほか 。
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