緑の島国「アイルランド」はブリテン諸島の「ケルト語文化圏」の中でも、他のヨーロッパ地域に見られない歴史と美の遺産を伝えています。 今回は「ケルトの暦」がルーツの「ハロウィン」と「冬至」(クリスマス)前のスペシャル・テーマとして➊古代の「タラの王宮」の丘、❷ケルト十字架の名作の立つ修道院 ❸冬至の光が復活する「世界遺産・ニューグレンジ古墳」を巡り、❹ケルト・デザインの珠玉の「祈りと幸運のオーナメント」の由来までについてお話します。(講師・記) 画像:世界遺産冬至の太陽の復活ニューグレンジ古墳(内部)
鶴岡 真弓:多摩美術大学名誉教授 1952年生まれ。早稲田大学大学院修了。ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。立命館大学教授、多摩美術大学教授、芸術人類学研究所・所長、同美術館・館長などを歴任。ケルト芸術文明史。『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)、『ケルト美術』(ちくま学芸文庫)、『図説 ケルトの歴史―文化・芸術・神話をよむ』(共著)、『装飾の神話学』(河出書房新社)、『装飾する魂』(平凡社)、『阿修羅のジュエリー』(イースト・プレス)、『すぐわかるヨーロッパの装飾文様』(東京美術)、『ケルトの想像力―歴史・神話・芸術』(青土社)、シャーキー『ミステリアス・ケルト-薄明のヨーロッパ』(鶴岡訳・平凡社)、『ケルト再生の思想』(ちくま新書・河合隼雄学芸賞)、ミーハン『ケルズの書』(鶴岡訳・岩波書店)など著訳書多数。NHK「人間大学」「カルチャーラジオ」「ユーミンのスーパーウーマン」「チコちゃんに叱られる」「美の壺」他出演。映画『地球交響曲第一番』ではアイルランドの歌姫エンヤと共演。
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