幕末は多くの志士が東奔西走し、日本の歴史が激しく動いた時代です。嘉永3年(1853)の「黒船来航」以降、日本は未曽有の混乱に陥ります。その際、日本の行く末を案じ、行動した人々は「志士」と呼ばれました。 倒幕派、佐幕派に別れ、互いに刃を交えたこともある志士たちですが、その根幹には、双方「日本(くに)を守りたい」というおもいがありました。そんな幕末に活躍した志士たちの実像を、遺された史料からひも解いていきます。 本講座では、なかでも小説、漫画、ゲームなどの媒体で取り上げられることが多い、高杉晋作、坂本龍馬、土方歳三にスポットを当てます。 カリキュラム 10月 『史料にみる高杉晋作の思想−なぜ奇兵隊はつくられたのか?―』 11月 『史料にみる近江屋事件−坂本龍馬を斬ったのは誰か−』 12月 『史料にみる土方歳三の生涯−バラガキから鬼の副長へ−』
筆記用具 ※設備費は、教室維持費です。