昔話や絵本の読みきかせは、語り手と聴き手の想像力の涵養(かんよう)であると同時に豊かな人間性を育みます。音声言語としての正しい日本語を通しての「読み」や「語り」の理論と実践を学ぶことは人間同士のコミュニケーションの原点でもあります。日本はもとより、英米児童文学のすぐれた作品にも触れながら、自在にストーリーテリングを磨く時間は、生き生きと楽しく、充実感に溢れています。(講師記)
冨田 信子:元京都放送アナウンサー 1957年 奈良女子大学 英語英文学科 卒業 1957年 KBS近畿放送 アナウンサー 現在、 朝日カルチャーセンター 講師 (朗読 話し言葉のセンスアップ 朗読奉仕養成講座) 名古屋YMCA学院講師 (日本語) 愛知県図書館朗読協力員養成講座講師 音声訳推進協議会講師 日本イギリス児童文学会会員 (論文・著書) 「婦人の生きがいについて」 (国際婦人最優秀賞 論文) 「私にとってのふるさと」 (朝日ジャーナル 論文)に」 「赤いリュックサックとランドセル」 (教育振興会優秀賞 児童文学作品) 「読み聞かせで伸びる子供」 中 「よき語り手となるため」