鎌倉時代に起源を持つ鎌倉彫は、力強く大胆な彫刻模様と彫刻の立体感を強調する塗りが大きな特徴です。 堅牢で手仕事の持つ暖かさがあり、永く使い継がれ彫り上げた喜びを深く味わうことができます。 はじめての方には、送り刀、引き刀の研(とぎ)、線彫りから始めます。菊桐文手鏡、南禅寺牡丹文丸盆、獅子牡丹文額板などの古典物を制作しながら基礎刀法を学び経験にあわせてオリジナル制作も行います。随時見学(20分程度)ができます。 ★講座担当からひとこと★☆ 初心者には、カリキュラムがあり、丁寧に指導しています。漆塗りは高価ではありますが、その分、完成した作品を手にしたときの喜びが人一倍大きいようです。
坂本 豊:鎌倉彫教授会瑞彫会会長 昭和34年、鎌倉市生まれ。所属団体:伝統鎌倉彫事業協同組合、鎌倉彫協同組合専務理事、鎌倉彫伝統工芸師、鎌倉彫教授会(瑞彫会会長)。1992年厚生労働省認定鎌倉彫技能審査塗装技能1級、2001年 鎌倉市優秀技能者表彰、2005年経済産業大臣指定鎌倉彫伝統工芸師、2008年 鎌倉彫優秀技能者認定。
【各自用意】定規(20p)、鉛筆(B、2B、3B)、エプロン 初めての方には、初回に彫刻刀(三分小刀9ミリ 約3,000円)、木地(約1,350円)を教室で販売致します。 左利きの方は事前にお知らせください。彫刻刀はお手持ちの物でも可。 ・作品ごとに木地代・塗り代がかかります。 (木地は随時、教室で販売。)