インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』所収の、世界中で愛読される挿話「ナラ王物語」の縮約版をサンスクリット語原文で講読します。古代インドの王族の習俗・文化、彼らが見た風景などを思い浮かべながら、この叙事詩が謳い上げる人生観について考えたいと思います。サンスクリット語文法既修者が主な対象ですが、学び直しの方や、これから同時進行で学んでいこうという方にも配慮して進めます。 テキスト ランマン編『サンスクリット・リーダー』 https://www.amazon.co.jp/dp/8120813634 著作権切れのためPDFが配付されています。 https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.30204 書籍かデータ、いずれかをご用意ください。 内容 各回十数詩節ずつ読み進み、12回で全164詩節を読むことを目標とします。(進度によっては、最後まで終わらない場合もあります。)
岩崎 陽一:名古屋大学大学院准教授 1978年東京都生まれ。 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了。ハワイ大学訪問研究員等を経て、18年より名古屋大学大学院人文学研究科准教授。 専門はインドの言語哲学、形而上学。 著書に『言葉の「正しさ」をめぐって−インド新論理学派による言語情報の哲学』がある。
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