西洋茜(せいようあかね)は、地中海沿岸のヨーロッパ南部、西アジアに分布する多年草です。その根には赤色色素があり、深紅色に染まると言われています。日本の茜も、根に赤色色素を含み、やはり染料として使われます。 今回は、ウールのスカーフor毛糸のどちらかを西洋茜で染めてみましょう。同じ条件で染色しても、媒染剤の違いで、赤系や紫系に色味が変化します。タコ糸や輪ゴムなどを使って、簡単な絞りをいれたりするとより変化が楽しめます。実技のほか、染色の手順や染料の抽出方法なども説明しますので、初めての方から経験者の方までご参加いただけます。 天然素材を使いますので、仕上がりの色合いなどはそれぞれ異なります。(講師・記) 次の2種類からどちらかを選んでお申し込みください。 【スカーフ】(ウール100%、90センチ×90センチ) 【毛糸】(ウール100%、約240g、帽子が編めるくらいの量です) ※手洗いでお洗濯もしていただけます。
中野 聡美:染織家 東京学芸大学高校美術科テキスタイル研究室卒業。文化服装学院別科(染色、手織りコース)卒業。草木染め工房マザーアース(小淵沢)にて草木染めを学ぶ。元都立八王子工業高校カラーリングアーツ科(染色、手織り、デザイン、色彩学など)講師。現在学校法人シュタイナー学園高等部手の仕事(手織り、手紡ぎ)講師。
ハサミ、厚手のゴム手袋、エプロン
※ルミネ開店前は1階からエレベーターをご利用ください。 ※材料準備の都合上、11/17までにご入金ください。申し込み後のキャンセルは教材費をお返しできませんのでご了承ください。