句会は自作を持ち寄り、作者名を隠して、互いに良い作品を選びあった上で、指導者の講評を聞いたり、参加者を交えて合評しあう場です。現在ではこれがいちばん多く行なわれている句会の方法ですが、この形式は芭蕉が最も力を入れた「座の文芸」である連句へ?がっているものです。四季折々の俳句を作ることで講座仲間(連衆(れんじゅう))とともにそのこころを知り、句会の本当の楽しみに触れようではありませんか。(講師記) ※句会に親しむクラスは初心者歓迎です。特に秀句を鑑賞、心得を指導し、毎回添削を交えた句会をします。毎回当季雑詠句(句会当日頃の季節を自由に詠った作品)3句をお持ちください。ほかに、席題1句(教室にて説明します)があります。 .
鈴木 章和:「翡翠」主宰 俳人協会会員 1955年静岡県生まれ。1988年、平井照敏に師事し、「槙」に参加。「翡翠(かわせみ)」主宰、NHKラジオ「文芸選評・俳句」選者、俳人協会会員。
★毎回俳句3句(当季雑詠・自由題)をお持ちください。「歳時記」または「季寄せ」(平井照敏NHK出版)、大学ノートを1冊お持ちください。