仏像は、朝鮮半島を経由して、6世紀中頃日本に伝来しました。本講座では、仏像の鑑賞方法を学びながら、仏像を楽しく見るコツ、仏像から多くの情報を得る方法について映像を見ながら習得することを目標とします。これまで仏像を見てきた方から、これから仏像を見て廻ろうとする方まで、仏像鑑賞のノウハウを学ぶ仏像ファン必見の講座です。 今期は、知られざる仏像の魅力について、その仏像が制作された背景、信仰などを学びつつ、鑑賞する上で特に注目すべき点を分かりやすく解説します。 (講師・記) <2024年10月期 各回のテーマ(予定)> 第1回 新薬師寺薬師如来坐像の造形美 第2回 平等院鳳凰堂阿弥陀如来坐像の優美 第3回 室生寺釈迦如来立像の気品 第4回 長谷寺十一面観音菩薩立像の威厳 第5回 醍醐寺薬師如来坐像の繊細美 第6回 向源寺十一面観音菩薩立像の魅力
村松 哲文:駒澤大学教授。1967年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。早稲田大学会津八一記念博物館を経て、現在駒澤大学仏教学部教授。その他、朝日カルチャー、日経カルチャー、早稲田大学エクステンションセンター、全国各地の公民館等で講師を務める。専攻は仏教美術史・禅美術。著書に「趣味どきっ!―アイドルと巡る仏像の世界―」(著書・NHK出版)「東大寺―美術史研究のあゆみ―」「興福寺―美術史研究のあゆみ―」(ともに共著・里文出版)「かわいい、キレイ、かっこいい たのしい仏像のみかた」(監修・日本文芸社)などがある。
・必要な資料は当日教室にて配布します。 ・前の講座の終了後、スタッフが教室内を清掃してから皆様にご入室いただきます。そのためお待ちいただく場合があります。
★変則的な日程、時間の場合がありますので、毎期、日時をご確認ください。 ★11/11、12/9、12/23は、15:30〜17:00開催です。