アフリカとアジアの接点に位置する要衝ゆえに、そして聖書や十字軍の歴史が示す通り宗教的な理由から、古来激しい争奪の地となってきたイスラエル/パレスチナ。今も世界の焦点となり続けているこの地がどのような歴史をたどって来たのか、太古の時代から古代にいたる同地の主要遺跡を巡りつつ見てゆきたいと思います。(講師・記) @10月 7日 旧約聖書時代のエルサレム A10月21日 古代イスラエル・ユダ王国の地方都市:ベエルシェバとラキシュ B11月 4日 ヘレニズム時代のパレスチナ バニヤスやマレシャ C11月18日 ヘロデ王のローマ都市カエサレア D12月16日 新約聖書時代のエルサレム
津本 英利:つもと・ひでとし 古代オリエント博物館研究部長。 1970年岡山市生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学。ドイツ・マールブルク大学先史・原史学科博士課程に留学。トルコ、シリア、イスラエルでの発掘調査に参加。現在、古代オリエント博物館研究部長。専門は西アジアおよびヨーロッパの考古学。著書に『ヒッタイト帝国 「鉄の王国」の実像』 (PHP新書、2023年11月)。共著に『モノとヒトの新史料学:古代地中海世界と前近代メディア』(勉誠出版)、共編著に『古代オリエントガイドブック』(新泉社:2024年9月)がある。
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