昨今のウィーンは昔日の栄華が甦ったように、街並みも美術館もパリに匹敵するほどに魅力に溢れています。 とりわけ、リング・シュトラーセのウィーン美術史美術館はハプスブルク王朝時代の名画が各時代の栄光を象徴し、それらの名作によりオーストリアが芸術文化の一大拠点であったことがよく理解できます。この講座ではウィーン美術史美術館を取り上げ、珠玉の名作を10点選び出し、それらの美術史的意義を探求します。(講師・記)
塚本 博:つかもと・ひろし 1950年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学博士課程修了。国際基督教大学、早稲田大学、明治学院大学、横浜市立大学で西洋美術史の講師を務めてきた。著書:『イタリア・ルネサンス美術の水脈』(三元社)、『聖なる中世美術の輝き、キリスト教美術の展開』(DTP出版)、『すぐわかる作家別・ルネサンスの美術』(東京美術)訳書:G.フォッシ『フィリッポ・リッピ』(東京書籍)、R.ゴッフェン『ティツィアーノの女性たち』(三元社)、R.ゴッフェン『ルネサンスのライヴァルたち』(三元社)、詩集『地中海と大理石』(DTP出版)。
<テキスト>講師作成のプリントを配布予定。マイページにもアップロードします
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室で講義予定)。見逃し配信(1週間限定)は講座の翌週月曜日にマイページにアップ予定です。各自ご確認ください。お問合せは asaculonline001@asahiculture.com で承ります。