**目からウロコの西洋美術の基礎知識** 西洋絵画を鑑賞するのに知識なんていらない、感性があれば、充分だと思っていないでしょうか。しかし、時代も国も違う西洋美術を鑑賞するには、それなりの知識が必要です。たとえば、感性だけで鑑賞している人も、いつの時代の作品なのか、その様式は何なのか、気になっているはずです。 本講座は、西洋美術を鑑賞するうえで、基本中の基本である「様式」という概念を改めて問い直すとともに、古典古代から20世紀までの美術を様式史として学んでいく連続講座です。今では当たり前のように分類されている「様式」ですが、その考え方も時代とともに変わってきたのです。様式史の本当の意味に触れ、歴史の流れの中で美術を捉える時、名画の見方が変わるとともに、より深い、絵画鑑賞が可能になるはずです。 (講師・記/全18講予定。23年7月開講) <今期の予定>※番号はシリーズ通し番号です。 第16回 20世紀美術の展開❶抽象絵画への道 第17回 20世紀美術の展開❷モダニズムと現代美術の変遷 第18回 20世紀美術の展開➌アートの終焉とポストモダン ※配布資料のアップは直前になります。画面に映しながら解説しますので、復習などにご活用ください。
平松 洋:ひらまつ・ひろし 美術評論家・フリーキュレーター 美術評論家、フリーキュレーター。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がけた後、フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『誘う絵』『アトリビュート・シンボル図鑑』『名画 絶世の美女』『クリムト 官能の世界へ』他、著作は50冊を超える。
配布資料のアップは直前になります
*10〜12月は、20世紀美術を取り上げるため、作品を模して作成した解説用画像に基づき解説する場合があります。ご了承ください。 Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せは asaculonline001@asahiculture.com で承ります。