【途中受講のご案内】 第1回(10/5)・第2回(11/2)は終了しましたが、第3回(12/7)からご受講いただくことも可能です。ログイン後、ページ下部の「お申し込み」ボタンを押すと、「お申し込み内容のご確認」ページに遷移します。「コース / 受講料」欄に第3回から受講した場合の料金が表示されておりますので、よろしければカートに入れてご購入下さい。 【講座内容】 1981年頃、宮崎駿監督が所属していたテレコム・アニメーションフィルムでは、巨費を投じた日米合作超大作長編『リトル・ニモ』の準備が進められていました。同じ頃、世代交代の最中で低迷期にあったディズニーでは、若手スタッフの不満が渦巻いていました。1982年、日米双方のスタッフはロサンゼルスで出会い、共に新たなアニメーションの可能性を模索して行きます。この場に集った人々が、1990年代に「ディズニー・ルネサンス」時代を築き、ピクサーを創設し3DCG時代の扉を開くのです。 若きアメリカのスタッフたちは、一様に宮崎監督作品に刺激を受け、自作に活かして革新的な作品を生み出して行きました。彼らの精力的活動はアメリカのアニメーションを刷新しました。ディズニー・ビクサー前CCO(チーフクリエイティブオフィサー/現在は退社)ジョン・ラセターは「宮崎の影響」を公言し、世界にスタジオジブリ作品を広め、個人的にも友情を深めて来ました。彼らの長きに亘る創作活動と交歓の歴史を3回に亘って検証します。(講師:記) 第1回 『リトル・ニモ』プロジェクトの全貌 第2回 ディズニー(1980年以降)とピクサーの歴史 第3回 宮崎駿とジョン・ラセター
叶 精二:かのう・せいじ 映像研究家。東京造形大学特任教授。亜細亜大学・女子美術大学・大正大学講師。 高畑勲・宮崎駿作品研究所代表。2019年「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」企画アドバイザー、図録執筆、記念講演を担当。朝日新聞社報道サイト「論座」などに寄稿多数。著書「宮崎駿全書」「『アナと雪の女王』の光と影」「日本のアニメーションを築いた人々 新版」、編著「マンガで探検!アニメーションのひみつ」全3巻、「ルパン三世 PART1 絵コンテ集」、編集/構成に「大塚康生 道楽もの雑記帖」「大塚康生 道楽もの交遊記」など。高畑勲・大塚康生との共著に「王と鳥 スタジオジブリの原点」がある。
筆記用具
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