俳句を始めて少し経ち、句会にも慣れてくると、「そろそろ賞に応募してみたい」「同人誌で作品を発表することになった」、そんな時期に差し掛かります。しかし、連作の組み方を教わる機会はあまりないのではないでしょうか。この講座では「自作を編集する面白さ」を体験していただきます。 1回目の講座はクイズをまじえた講義形式。宿題としてタイトル付きの7句を提出してもらい、2回目は作品を鑑賞しながら編集の効果を考えます。自身の作家性に気づく機会にもなります。ステップアップを目指す方のご参加をお待ちしています。(講師記) ・中級者向けです。 ・12月21日は、お送りいただいた作品から面白いものをピックアップして解説します。全員分の短評を後日送付します。 ●作品提出(提出は任意です) ・締め切り:12月11日(水)期日を過ぎてのご提出はお受けできません。 ・作品集配布:12月14日(土) ・課題入力フォームおよび、作品集は「マイページ」の「ドキュメント」よりご確認ください。 ・・・・
佐藤 文香:(さとうあやか)俳人 兵庫県神戸市生まれ、愛媛県松山市で育つ。1998年、夏井いつきによる俳句の授業をきっかけに句作を開始し、高校時代は俳句甲子園に出場。第2回芝不器男俳句新人賞対馬康子奨励賞、第1回円錐新鋭作品賞白桃賞受賞。「里」・「クプラス」を経て現在「鏡」・「翻車魚」にて俳句活動。池田澄子に師事。漫画の俳句協力や作詞、句集のプロデュースなども手がける。 句集 『海藻標本』(第10回宗左近俳句大賞受賞)、 『君に目があり見開かれ』、『菊は雪』、『こゑは消えるのに』。編著 『15 歳の短歌・俳句・川柳2生と夢』、『俳句を遊べ!』、『天の川銀河発電所』。詩集に『渡す手』(第29回中原中也賞)、共編著に『おやすみ短歌』など。山田耕司『不純』(左右社)や柿本多映『ひめむかし』(深夜叢書社)など、句集の企画・編集協力を手掛ける。 講師ウェブサイト:https://satoayaka.com/
・Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)は講座の翌週月曜日にマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・教室は当日の案内をご確認ください。