卑弥呼が活躍した3世紀、「倭の五王」の時代の5世紀、継体大王が台頭した6世紀、国家形成の胎動がみられます。本講座では、東アジア世界を駆け巡った渡来人に光をあてて、最新の学説について紹介をいたします。 〈各回のテーマ〉 ・10月22日 激動の東アジア情勢と交易ネットワーク―3〜4世紀の渡来人 ・11月26日 「倭の五王」の時代と越境する技術と人―5世紀の渡来人 ・12月24日 継体大王の登場と変質する対外戦略―6世紀の渡来人
中久保 辰夫:2001年4月〜2011年3月まで大阪大学文学部、同文学研究科に学ぶ。博士(文学)。2011年4月〜2018年3月まで大阪大学埋蔵文化財調査室助教。2018年4月より京都橘大学文学部。2019年5月、第9回日本考古学協会賞奨励賞受賞。
※設備費は教室維持費です。