小説の翻訳をする場合、英文を深く読み取る力が必要なのは当然ですが、それ以上に「本が大好き」「日本語が大好き」「調べ物が大好き」という資質が求められます。活字文化への情熱と、飽くなき表現欲と、旺盛な好奇心がなければ、長つづきするはずがありません。とはいえ、知識や感性や人生経験のすべてを使って全身で取り組むものなので、ほかでは考えられない大きな喜びが得られます。この講座では、長編小説の翻訳にじっくり取り組むことで、翻訳のきびしさと楽しさの両方を堪能していただきたいと思っています。 (講師・記) ●課題および提出条件などはマイページ(学期の初回月ドキュメント)からご確認ください。 ●提出締め切り&作品集配布日は下記のとおり。マイページからご確認ください。教室でも配布します。 ・火曜クラス:開講日前日17:00締め切り ⇒ 作品集は前日18:00以降アップ予定。 ・木曜クラス:開講日前日締め切り ⇒ 作品集は当日午後12時までにアップ予定。 ・土曜クラス:開講日前日締め切り ⇒ 作品集は当日午後12時までにアップ予定。 ・・・ ・オンライン講座にご参加の際は、参加画面でご自身のお名前の明記と、お顔出しをお願いしています。 音声は、講師の指示がある時のみオンにし、その後はまたオフにしてください。円滑な授業のために、みなさまのご協力をお願い申し上げます。 ・・・
越前 敏弥:(えちぜんとしや)1961年生まれ。著書に、翻訳の技法をまとめた『文芸翻訳教室』(研究社)、文芸翻訳にまつわるエッセイ『翻訳百景』(角川新書)、誤読・誤訳に陥りがちな英文を解説した『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』(ディスカヴァー)、『名作ミステリで学ぶ英文読解』(ハヤカワ新書)など。訳書『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』『クリスマス・キャロル』(以上、KADOKAWA)、『解錠師』(早川書房)、『ロンドン・アイの謎』(東京創元社)、『世界文学大図鑑』(三省堂)、『オリンピア』(北烏山編集室)など多数。公式note: https://note.com/t_echizen
◆初めて受講される方は心構えとして事前にお読みください:『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(角川新書) ◆上記と別に毎回課題があります。課題は、小説などから抜粋した個所です。各自マイページからご確認ください。
Zoomミーティングを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信はありません。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。