大学1年生で学ぶ生命科学を1年間かけて勉強します。生命科学は高校までの生物学とは違い、ヒトを題材にして、生化学、分子生物学、脳科学、心理学、医学、生命倫理学、薬学などの基礎を包括的に学ぶ学問です。全12回の授業で、一般の文系の大学生が持つ知識レベルまで引き上げることを目標にし、難しい専門用語をなるべく使わず講義しますので、一緒に頑張りましょう。高校までの基礎知識の復習から始まり、現代の生命科学が社会に及ぼす影響までをお話しします。(講師・記) <10月期テーマ> I 新しい生命科学技術 J 生命と倫理 K 歴史をDNAで読み解く
石浦 章一:いしうら・しょういち 1950年生まれ。東京大学名誉教授。現在、新潟医療福祉大学特任教授。東京大学教養学部卒業後、同理学系大学院相関理化学博士課程修了。理学博士。専門は、分子生物学をヒトの認知機能の解明に応用している「分子認知科学」。著書に、『遺伝子が明かす脳と心のからくり』(羊土社、だいわ文庫)、『王家の遺伝子』(講談社ブルーバックス)、『小説みたいに楽しく読める生命科学講義』(羊土社)などがある。アルツハイマー病をはじめ神経難病の研究ならびに治療法の開発とともに、性格、精神疾患、精神遅滞、発達障害などヒトの心に関する研究も広く行っている。
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