鴨長明は川の流れに強く惹かれていましたが、月についても強い関心を持っていました。人生の中でも月の思い出はあまたあり、長明はなみなみならぬ想いを月に対して持っていました。月を眺める長明の心を探ります。(講師・記)
浅見 和彦:成蹊大学名誉教授。1947年東京生まれ。専門は日本古典文学、地域文化論、環境日本学。主編著に『日本古典文学・旅百景』( NHK出版)、『方丈記』(ちくま学芸文庫、2011年)、『東国文学史序説』(岩波書店、2012年)、『発心集』(共著・角川ソフィア文庫、2014年)、『失われた日本の景観−「まほろばの国」の終焉』(共著・緑風出版、2015年)、『鴨長明と方丈記-波乱の生涯を追う』(NHK出版、2016年)、 『日本文学気まま旅―その先の小さな名所へ』(三省堂、2018)など多数。
<資料>プリントを用意します
Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。