ユダヤ教において聖書を読むことは宗教的な義務であり、生活の規範や教訓的な物語、知的な思索のための機会であり続けてきました。そのさまざまな読みは、何を問うべきかを定め、その問いを徹底的に探究するという姿勢によって貫かれているといえます。 本講座では全12回にわたって、ユダヤ教における聖書解釈のテクストを読みながら、その探究の歴史に触れてみたいと思います。(講師・記) 11月16日 聖句は神を表現できるのか:サアディアによる探究 <今学期(10〜12月)のテーマ> 10月19日 聖句と語り:ラビたちの説話 11月16日 聖句は神を表現できるのか:サアディアによる探究 12月21日 ヨブ記:中世ユダヤ教哲学における神の正義の問題 ※お得な全3回受講は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7272968)
志田 雅宏:東京大学講師 1981年東京都生まれ。東京大学にて宗教学を専攻し、大学院生のときにヘブライ大学(イスラエル)に留学。中世キリスト教世界のユダヤ教文化の研究を専門としつつ、現代のユダヤ教世界にも視野を広げている。
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