自民党派閥の裏金事件は、日本を統治してきたこの党の体質をあぶりだした。金権腐敗、人材の枯渇、政策の行き詰まり……。岸田首相は事件の真相解明や再発防止に指導力を発揮できず、政権交代の瀬戸際に追い詰められている。新著『自民党幹事長 歴史に見る権力と人間力』(ちくま新書)に触れつつ、自民党総裁選や衆院の解散・総選挙などの行方を探ります。 ※新著『自民党幹事長 歴史に見る権力と人間力』(ちくま新書)は8月6日発売。 当日、教室でも販売、サイン会も行います。
星 浩:政治ジャーナリスト 1955年福島県生まれ、79年東京大学卒、朝日新聞入社。長野、千葉両支局を経て政治部。首相官邸、自民党、外務省などを担当。ワシントン特派員、政治部デスク、特別編集委員。2004−06年東京大学大学院特任教授。16年退社し、TBS系「NEWS23」のキャスターを経てスペシャルコメンテーター。主な著書に『自民党と戦後』『官房長官 側近の政治学』『永田町政治の興亡 権力闘争の舞台裏』など。
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