『大漢和辞典』には5万もの漢字が収められており、32画以上の字も121あります。それをテキストで確かめ、そんな字がなぜ作られ、どのように使われたのか解説します。字を手書きすることで脳を活性化する効果が得られることも、京都大学による研究で判明しました。それらを通して漢字はどの程度の画数が適切なのか、そして日本の漢字の将来について考えましょう。(講師・記) <各回テーマ> 第1回:画数の多い漢字について知る 画数が多い漢字について解説するとともに、自身で書いてみることで種々の効果を体感する 第2回:画数の多い漢字について考える 画数が多い漢字について功・罪を考え、手書きをしてみることでその意義について検討する <テキスト> 笹原宏之『なぞり書きで脳を活性化 画数が夥しい漢字121』(大修館書店)ISBN:978-4469232851 初回からご準備ください。新宿教室で特別価格で販売中。
笹原 宏之:早稲田大学教授。東京都生まれ、博士(文学)(早稲田大学)。「常用漢字」「人名用漢字」「行政事務標準文字」などの制定に携わり、NHK用語委員、日本漢字学会理事、日本語学会評議員、『新明解国語辞典』編集委員などを務める。著書に『日本の漢字』(岩波新書)『漢字の歴史』(ちくまプリマ−新書)『謎の漢字』(中公新書)『画数が夥しい漢字』(大修館)『方言漢字事典』(研究社)『国字の位相と展開』(三省堂、金田一京助博士記念賞、白川静記念東洋文字文化賞)ほか。
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