世に名曲と呼ばれ聴き続けられ、弾き続けられている曲がある。何ゆえに名曲は名曲となったのか? 名曲に潜む音楽の理論的な特性をリズム、メロディー、ハーモニー、音楽形式といった「楽典」的観点から考察し、楽典の理解を深めるとともに、作曲や演奏といった音楽表現におけるロゴスと直感との関係について考える。(講師・記) 〈スケジュール〉 第1回 9/7(土) シューベルトの即興曲 第2回 10/5(土) ブラームスの間奏曲 第3回 12/7(土) ドビュッシーの「月の光」
石島 正博:いしじま・まさひろ 作曲家・桐朋学園大学教授 桐朋学園大学作曲科卒。作曲を三善晃に師事。79年武満徹主宰MUSIC TODAY国際作曲コンクール・ファイナリスト、作品は主にドイツ(ダルムシュタット国際夏期現代音楽セミナー、カールスルーエ、ワイマール他)、フィンランド、フランス(パリ他)、韓国(ソウル)、アメリカ(ニューヨーク、インディアナ、サンディエゴ)、ロシア(モスクワ・ボリショイ)で演奏、上演、委嘱されている。研究・著書に「ラヴェル ピアノ作品全集」(全3巻)(全音楽譜出版社刊)他。現在、桐朋学園大学教授。
Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。