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講座番号:7198851
新宿教室
美術史・鑑賞
NEW オンライン開催 見逃し配信あり

デザインから学ぶ日本の戦後史

「デザイン大国日本」をつくったデザイナーたち

沢 良子/日本高等教育評価機構副理事長講師詳細
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  • 2024/7/20, 8/17, 8/31, 9/21
  • 会員8,800円 一般11,000円
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曜日・時間 第3・5土曜日 11:00〜12:00
回数 4回
持ち物
備考 Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。
会員 8,800円(税込)
受講料 
8,800円
一般 11,000円(税込)
受講料 
11,000円

日程

2024/7/20, 8/17, 8/31, 9/21

受講総額(税込)

会員8,800円
一般11,000円
詳細を見る お申し込み

person講師詳細

沢 良子東京造形大学副学長を経て現在日本高等教育評価機構副理事長。福島県会津若松市生まれ。武蔵野美術大学を卒業後早稲田大学へ進み、同大学院文学研究科芸術学(美術史)博士課程を単位取得退学。専門は1920〜30年代ドイツ及び日本の建築史、デザイン史。著書に『タウトが撮った日本』(武蔵野美術大学出版局)、『ふつうをつくる−暮らしのデザイナー 桑澤洋子の物語』(美術出版社)、『図説精読 日本美の再発見』(岩波書店)などがある。展覧会企画は、「東北へのまなざし1930−1945」(2022年)など。

オンライン開催

デザインから学ぶ日本の戦後史

「デザイン大国日本」をつくったデザイナーたち

日本高等教育評価機構副理事長 沢 良子
<講座案内>
沢良子書影.jpg

 「デザイン」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょう。形の良い家具でしょうか、色のきれいな車でしょうか。もちろんデザインはその意味もふくみますが、良い形やきれいな色に仕上がったものは、デザインという物語を経た結果なのです。つまり、デザインはある物事を完成に導くためのプロセスを示す言葉です。  「デザイン」という言葉は大正時代末くらいに日本で使われるようになりましたが、一般に普及するのは1950年代に入ってからです。歴史学的にはとても新しい概念です。この1950年代、日本が敗戦からの復興を目指した時代に、デザインはとても大きな役割を果たしました。その後、1964年の東京オリンピック開催の成功、高度経済成長へと日本は進んでいき国際社会への復帰を果たしますが、その日本の戦後史を下支えした力のひとつが、デザインだったといっても良いでしょう。  この講座では、50年代から70年代にかけて、現代に続く大きな功績を残したデザイナーの活動と、そこから生み出された作品を取り上げます。それらの作品の背景にある物語をひもといていくと、彼らがデザインによって社会にどのように関わり、デザインにどのような願いを込めたかが見えてきます。  あるものの背後には、膨大な歴史の時間が繋がっています。そんなものたちからデザインの物語を学んでいただきたいと思います。 〈スケジュール〉 1.桑澤洋子 デザインの原風景をつくった服飾デザイナー 桑澤洋子は、戦前のジャーナリストとしての経験を活かし、戦後は洋裁学校を立ち上げることによって女性の生活改善に尽力しました。その活動の中で、新しい素材ビニロンによる既製服とユニフォームを提案します。スライドでそれらの作品を紹介しながら、既製服とユニフォームが戦後復興を支える大きな力となったことをみていきます。 2.勝見勝― 日本のデザイン界に貢献したデザイン・プロデューサー 勝見は、戦後の混乱が続く時代に、グラフィック・デザイン、インダストリアル・デザインといったデザイナーの組織結成に尽力しました。なかでも、1953年に結成された日本デザインコミッティーは、「美術とデザインと建築は、時代の良き形を追い求める人間活動の、互いに切り離せぬ構成要素である」(「日本デザインコミッティーの発足理念」より)として、創立メンバーに岡本太郎が加わるなど、「グッドデザイン」をはじめとする日本のデザイン文化振興に寄与しました。 また、1964年の東京オリンピックではデザイン部門のプロデューサーを務め、サインに「ピクトグラム」を初めて取り入れるなど、日本のデザイン力を広く世界にアピールしました。 3.秋岡芳夫 「ジャパン・デザイン」に臨んだプロダクト・デザイナー 昭和28(1953)年、日本最初のインダストリアルデザイナーグループKAK(金子至、秋岡芳夫、河潤之介の頭文字の組み合わせ)が結成されました。初の国産オートバイをはじめ、ラジオやカメラなど、機械による大量生産製品のデザインを多数手がけ、特徴的な「ジャパン・デザイン」の基盤を示しました。 4.新井淳一 ファッション界に新風を吹き込んだテキスタイル・デザイナー 1970年代、三宅一生、川久保玲など、日本の若手ファッションデザイナーたちが次々とパリのファッション界を席巻し、ヨーロッパのファッション界に新風を吹き込みました。その彼らに洋服の素材を多数提供したのが新井です。日本の伝統と新しい技術を取り込んだ新井の革新的なテキスタイルは、ISSEI MIYAKEやコム・デ・ギャルソンなどのブランドを通して日本のデザインの新たな方向を示しただけでなく、欧米を中心に第二のジャポニスムを巻き起こすことになりました。

<講師紹介>

沢 良子:東京造形大学副学長を経て現在日本高等教育評価機構副理事長。福島県会津若松市生まれ。武蔵野美術大学を卒業後早稲田大学へ進み、同大学院文学研究科芸術学(美術史)博士課程を単位取得退学。専門は1920〜30年代ドイツ及び日本の建築史、デザイン史。著書に『タウトが撮った日本』(武蔵野美術大学出版局)、『ふつうをつくる−暮らしのデザイナー 桑澤洋子の物語』(美術出版社)、『図説精読 日本美の再発見』(岩波書店)などがある。展覧会企画は、「東北へのまなざし1930−1945」(2022年)など。

日   時
2024/7/20, 8/17, 8/31, 9/21
    
第3・5土曜日 11:00〜12:00
回 数 
4回
受 講 料
会員 8,800円 [ 受講料 8,800円 ]
一般 11,000円 [ 受講料 11,000円 ]
※入会金・受講料等は消費税10%を含む金額です。

Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。

  • ※ご入会の優待制度をご利用の方はお申し出ください。
  • ※日程が変更されることがありますので、ご了承ください。
  • ※講師の病気や受講者が一定数に達しない場合などには、講座を中止することがあります。