●日程変更のお知らせ● 7月期は7/31からで、この日のみ水曜開催ですのでご注意ください(6/7更新・記)。 ーーーーーーーーーーーー 愛しい人への思い、大切な人を喪った悲しみ、心を洗われるような自然に触れた感動。遙かいにしえに編まれた『万葉集』には、私たち日本人の心の原点が刻まれています。 『万葉集』の魅力を一言で言えば「ふところの広さ」にあると言えるでしょう。初期と末期とでは歌風が全く異なりますし、天皇の歌から防人歌まで様々な階層の人々の歌が見られます。また、格調高い儀礼歌もあれば、宴席での遊びの歌も載せられています。 本講座では、『万葉集』の巻一からはじめて、主要な歌を精読し、新しい視点で『万葉集』の魅力の再発見を目指します。我が国に「文学」と呼びうるものが生まれ出た、その初々しい姿に触れてみましょう。(講師記) *7月期は「巻7・1255番あたり」からの予定。 *2014年4月開講。巻1からゆっくり読み進めています。いつからでもお入りいただけます。
大浦 誠士:(おおうら・せいじ)専修大学教授 1963年香川県生まれ。97年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。博士(文学)。椙山女学園大学文学部専任講師、椙山女学園大学文学部助教授、椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授を経て、2012年より専修大学文学部教授。著書に『万葉集の様式と表現 ―伝達可能な造形としての〈心〉―』(笠間書院)、『万葉のこころ 四季・恋・旅』(中日新聞出版社)などがある。
■「万葉集」テキストを各自ご用意ください。 講談社文庫(中西進)/岩波文庫(佐竹昭広他)/角川ソフィア文庫(伊藤博)など。 ※原文が載っているものが望ましいですが、使いやすいもので結構です。 ■7月期は「巻7・1255番あたり」からの予定です。
■7/22は前期補講日のため今期は7/31スタート。この7/31のみ月曜ではなく水曜開催なのでご注意ください(6/7更新・記)。 ■講師の都合により、日程が変更になる場合がございます。