中国茶の飲み方は、飲茶、喝茶、品茶の三つのスタイルがあります。飲茶は食事と結びつけられ、食事前後や途中で異なる種類のお茶を飲むことで、食事をサポートします。喝茶は、喉の渇きを癒すなどの感覚に焦点を当てた飲み方です。品茶は、お茶の味わいを深く理解するために、一口を三口に分けてゆっくりと味わう方法です。お茶の品質を最大限に引き出すには、自分の五感を研ぎ澄ませ、味覚、嗅覚、触覚を活用することが重要です。お茶の味を感じ取るためには、舌を三等分に分けて、それぞれの部分で異なる感覚を捉えます。お茶を深く理解するためには、物理的な感覚と精神的な感覚の両方を用いることが大切であり、自分自身を知ることがお茶を楽しむ鍵となります。ご一緒に試飲しながら感覚を確かめてみましょう。(講師・記)
簡 里佳:「今古茶藉」店主 台湾台北出身。中国茶葉学会所属。お茶のプロを目指し、昭和女子大学にて地理文化の修士号を取得。1998年、渋谷区富ヶ谷で中国茶専門店「今古茶藉(ここんちゃせき)」を開店。現地で直接見極め買い付けをしている。また、自店でのお茶教室の他、招待講師として東急ハンズ、バカラ、雑誌クロワッサン、ほぼ日刊イトイ新聞等で活動。テレビ出演「マツコの知らない世界」他。お茶のプロが学びに来る「お茶の現場」を知り尽くした中国茶の達人。
・筆記用具 ・必要な方は飲み水、マイカップ(磁器またはガラス)をご持参ください。紙コップご利用の方は当社がご用意いたします。 ・中国茶代 2,200円は教室内で現金でお支払いください。