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講座番号:7194378
新宿教室
美術史・鑑賞
NEW オンライン開催 見逃し配信あり

ユダヤ人と近代美術

「魂のなかの国」に生きた人々の物語

圀府寺 司/大阪大学名誉教授講師詳細
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    ユダヤ人と近代美術 /光文社新書

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    ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?―二つの世界間を生き延びたイディッシュ文化の/阪大リーブル

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    西洋美術研究/三元社

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  • 2024/7/25, 8/22, 9/26
  • 会員9,900円 一般11,550円
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曜日・時間 木曜 13:00〜14:30
回数 3回
持ち物
備考 Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。
会員 9,900円(税込)
受講料 
9,900円
一般 11,550円(税込)
受講料 
11,550円

日程

2024/7/25, 8/22, 9/26

受講総額(税込)

会員9,900円
一般11,550円
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person講師詳細

圀府寺(圧縮).jpg

圀府寺 司こうでら・つかさ 大阪大学名誉教授。大阪大学文学部卒、アムステルダム大学美術史研究所・修士、博士。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞受賞。主要著書:『ユダヤ人と近代美術』、『ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?』(編著)、『西洋美術研究4 特集・美術史とユダヤ』(編著)、 Vincent van Gogh: Christianity versus Nature (『ファン・ゴッホ 宗教と自然の闘争』小学館)、The Mythology of Vincent van Gogh (『ファン・ゴッホ神話』編著 テレビ朝日)、Van Gogh & Japan (『ファン・ゴッホと日本』共編著 青幻舎)、『ファン・ゴッホ生成変容史』(三元社)ほか、訳書に『ファン・ゴッホの手紙 I・II』(新潮社) がある。

オンライン開催

ユダヤ人と近代美術

「魂のなかの国」に生きた人々の物語

大阪大学名誉教授 圀府寺 司
<講座案内>
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 ユダヤ教では偶像崇拝は固く禁じられているため、もともと敬虔なユダヤ教徒には画家という職業選択はありませんでした。スペインの代表的画家ベラスケスの家系が実は改宗ユダヤ人であったことは、近年ようやく知られるようになってきましたが、これはきわめて例外的で、ユダヤ系の画家、彫刻家、美術批評家、美術史家、画商が現れるのは、啓蒙主義以後の西欧諸国でユダヤ人が一定の市民権を獲得し、同化を始めてからのことです。その後はピサロ、シャガール、モディリアーニ、リーバーマン、ニューマン、ロスコらの画家をはじめ、数々の重要人物を美術界に輩出することになります。  本講座では祖国を持たなかったユダヤ人が、その居住国でどのようにして美術に関わる職業を選択をし生き抜いていったか、その静かな闘争の軌跡を物語ることにします。(講師・記) 参考図書 [ユダヤ人と近代美術/光文社新書](https://www.amazon.co.jp/dp/B0D62MZCRD?tag=gorogoro054-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1) [ユダヤ文化辞典/丸善出版](https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b306003.html) 【7月〜9月】 ・なぜ「ユダヤ人と近代美術」か? モーセの第二戒(偶像崇拝禁止)とユダヤ人画家のはじまり ・啓蒙主義、教養(Bildung)の理想とユダヤ人画家の登場 メンデルスゾーン家の人々 ・マウリツィ・ゴットリープ ガリツィア(現ウクライナ)生まれの夭折の天才画家 【10月〜12月】 ・パリ 印象派画家カミーユ・ピサロ、反ユダヤ主義、ドレフュス事件と画家たちの分裂 ・エコール・ド・パリ 異邦人たちがつくりあげた芸術の都 ・マルク・シャガール 「二つの世界」の狭間を生き抜いたイディッシュ文化の末裔 【1月〜3月】 ・ウィーン1900年頃の芸術とユダヤ系パトロンたち  ・クリムトの描くユダヤ系女性たち 映画「黄金のアデーレ」 ナチス侵略と亡命 ・ベルリン 芸術の揺籠としてのサロン、カフェ 反ユダヤ主義の動き  【4月〜6月】 ・戦争、ホロコースト、退廃芸術、アメリカ亡命、文化の大移動 ・ニューヨーク ユダヤ系移民たちの新たな戦場としてのアメリカ美術界  ・魂の中にしか祖国を持てなかった人々が美術に懸けた想い 画家、画商、美術史家

<講師紹介>

圀府寺 司:こうでら・つかさ 大阪大学名誉教授。大阪大学文学部卒、アムステルダム大学美術史研究所・修士、博士。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞受賞。主要著書:『ユダヤ人と近代美術』、『ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?』(編著)、『西洋美術研究4 特集・美術史とユダヤ』(編著)、 Vincent van Gogh: Christianity versus Nature (『ファン・ゴッホ 宗教と自然の闘争』小学館)、The Mythology of Vincent van Gogh (『ファン・ゴッホ神話』編著 テレビ朝日)、Van Gogh & Japan (『ファン・ゴッホと日本』共編著 青幻舎)、『ファン・ゴッホ生成変容史』(三元社)ほか、訳書に『ファン・ゴッホの手紙 I・II』(新潮社) がある。

日   時
2024/7/25, 8/22, 9/26
    
木曜 13:00〜14:30
回 数 
3回
受 講 料
会員 9,900円 [ 受講料 9,900円 ]
一般 11,550円 [ 受講料 11,550円 ]
※入会金・受講料等は消費税10%を含む金額です。

Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。

  • ※ご入会の優待制度をご利用の方はお申し出ください。
  • ※日程が変更されることがありますので、ご了承ください。
  • ※講師の病気や受講者が一定数に達しない場合などには、講座を中止することがあります。