ウォルト・ディズニー・コンサートホール、サントリーホール、札幌コンサートホールKitaraなど国内外の代表的なコンサートホールを手がけ、世界のマエストロたちから絶大な信頼を寄せられる音響設計家・豊田泰久さん。音楽ジャーナリスト・評論家の林田直樹さんとの書籍の出版を記念し、コンサートホールの音響や音楽にとっていい音とは何かをめぐり、朝日カルチャーセンターで再び対談を行います。 今回のテーマは、〈良いコンサートホール、良いオーケストラに求められる条件とは?〉。音楽ファンなら誰もが気になる問いに対して、お二人ならではの視点で語り合っていただきます。 ★[『コンサートホール×オーケストラ』(アルテスパブリッシング)出版記念講座です。](https://artespublishing.com/shop/books/86559-289-4/)
豊田 泰久:音響設計家 1952年、広島県福山市生まれ。広島大学附属福山高校卒後、九州芸術工科大学(Kyushu Institute of Design)の音響設計学科(Department of Acoustic Design)に入学し、コンサートホールの音響設計に関する技術を学んだ。1977年大学卒後、(株)永田音響設計に入社し今日に至る。ロサンゼルス事務所とパリ事務所(Nagata Acoustics International, Inc.)の代表を務めた後、現在はエグゼクティブ・アドヴァイザー。これまでに担当してきたコンサートホールや多目的ホールのプロジェクトの数は80以上。代表的なプロジェクトは次のものが挙げられる。 ・サントリーホール(1986年) ・京都コンサートホール(1995年) ・札幌コンサートホールKitara(1997年) ・ミューザ川崎シンフォニーホール(2004年) ・ウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンゼルス/米国)(2003年) ・マリインスキー・コンサートホール (サンクトペテルブルグ/ロシア)(2006年) ・デンマーク国立放送コンサートホール (コペンハーゲン/デンマーク)(2009年) ・ニュー・ワールド・センター (マイアミ/米国)(2011年) ・ヘルシンキ・ミュージック・センター (ヘルシンキ/フィンランド)(2011年) ・上海シンフォニーホール (上海/中国)(2014年) ・フィルハーモニー・ドゥ・パリ (パリ/フランス)(2015年) ・エルプフィルハーモニー (ハンブルク/ドイツ)(2017年) ・ピエール・ブーレーズ・ザール (ベルリン/ドイツ)(2017年) 2020年7月より、公益財団法人ふくやま芸術文化財団の理事長として福山芸術文化ホール「リーデンローズ」の管理運営にあたっている。2023年12月より、公益財団法人サントリー芸術財団評議員。
林田 直樹:音楽ジャーナリスト・評論家。1963年、埼玉県生まれ。 慶応義塾大学文学部仏文学専攻卒業。 クラシック音楽を中心に、演劇、美術、舞踊、文学、映画など幅広い分野で著述活動をおこなう。 著書に『そこにはいつも、音楽と言葉があった』(音楽之友社)、『ルネ・マルタン プロデュースの極意──ビジネス・芸術・人生を豊かにする50の哲学』(アルテスパブリッシング)ほか。 札幌クリークホール・アドバイザー。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。インターネットラジオ「OTTAVA」にレギュラー出演中。 Facebookページ「LINDEN日記」 メールマガジン「林田直樹の“よく聴く、よく観る、よく読む”」
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