『源氏物語』の作者紫式部は、平安時代中期の物語作家であり歌人です。彼女は、どのような時代に生き、何を見つめていたのでしょうか。本講座では、紫式部について、『紫式部日記』『紫式部集』を手がかりに理解を深め、『源氏物語』が書かれるに至ったことについて検討を加えます。平安時代随一の才女として名を馳せ、また後の文学に大きな影響を与えていく『源氏物語』の作者紫式部について考えていきます。(講師・記) 〈今期のテーマ〉 第4期(7月期) 紫式部と『源氏物語』「螢」巻の物語論 〈2023年10月期〜全4回。各期のテーマは下記の通りです〉 第1期(10月期) 紫式部の恋(終了) 第2期(1月期) 紫式部の宮仕え(終了) 第3期(4月期) 紫式部と光源氏(終了) 第4期(7月期) 紫式部と『源氏物語』「螢」巻の物語論
太田 敦子:太田敦子(おおた・あつこ) 福島県生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。現在、和洋女子大学准教授。國學院大學兼任講師。著書に『源氏物語 姫君の世界』(新典社、2013年)。
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