宮沢賢治の短編童話を毎回一作ずつ取り上げます。賢治の生涯にふれつつ、独自の感性が紡ぎだす作品世界をじっくりと味わいましょう。当時の社会状況や文学史上の意味も明らかにしながら読み進めていきます。 【今期の予定】 7月:林の底 8月:マグノリアの木 9月:インドラの網
小森 陽一:こもり・よういち 東京大学名誉教授 1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。成城大学文学部助教授、東京大学助教授・教授を経て現職。著書に『構造としての語り』(新曜社)、『読むための理論 文学・思想・批評』(世織書房)『知の技法』(共著・東京大学出版会)、『ことばの力・平和の力 近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『難民(思考のフロンティア)』(共著・岩波書店)。『戦後日本は戦争をしてきた』(共著・角川書店)、『理不尽社会に言葉の力を』『戦争への想像力』『生きさせる思想−記憶の解析・生存の肯定』(新日本出版社)、『天皇の玉音放送』(朝日新聞出版)、『漱石論 21世紀を生き延びるために』(岩波書店) 、『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(共著・青弓社)、『壊れゆく世界と時代の課題』(共著・岩波書店)などがある。
<テキスト>※各自ご用意ください。 『宮沢賢治全集6』 (ちくま文庫) 税込1,100円
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