19世紀の印象派画家、メアリー・カサットは画家業に励む傍ら、「アート・メディエーター」としても活躍し、フランスとアメリカの架け橋となりました。NY在住の友人、ルイジーヌ・ハヴェマイヤーはカサットのアドバイスを受けながら、自分のコレクションを構築し、後にメトロポリタン美術館へ2000点近くの美術品を遺贈しました。今回は、カサットとルイジーヌの”言葉“を基に、コレクションの過程や彼女たちが関わった「女性参政権運動のための展覧会」に触れながら、二人の”自立“について話します。 この講座は、リベラルアーツ力を身につけたい方、海外での美術館めぐりやガイドツアーをより楽しみたい方、好きなことを通して英語を勉強し、視野を広めたい方などにご受講をお勧めいたします。 (講師記) ・・・・・
宮本 由紀:西洋美術史講師 「英語でアート」(西洋美術史、美術英語)講師、アート・エデュケーター。女子美術大学非常勤講師。女子美術大学付属高等学校中学校の“美術英語”カリキュラム導入コンサルタント。ヒューストン大学美術史学科卒(学士号)、セント・トーマス大学大学院リベラルアーツ(美術史)科卒(修士号)、ヒューストン美術館ヨーロッパ美術部門インターンシップを経て、同美術館リサーチライブラリー勤務。日米アーティストのエージェント/メディエーターも務め、国内外で展覧会を企画。「英語でアート!」(マール社)、「メンタルに効く西洋美術」(マール社より新刊) 。
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