本講座は、マルクスを学ぶ講座ではなく、マルクスから現在の国際社会を読み込む講座です。今現在世界は、コロナ、ウクライナ戦争、ガザ戦争により、第三次世界大戦の可能性を秘めつつ進んでいます。いつ大戦争が始まっても不思議ではない状況です。なぜこうした世界が出現したのか、それをマルクス経済学の視点から見ることにします。世界経済の勢力変化の原因をマルクスの理論をもとに考えて見たいと思います。(講師記) ★参考図書として、『資本主義全史』(SB新書、2022年)をお読み頂くことを、推奨いたします。 予定カリキュラム: 7月15日 マルクスが見た一九世紀後半の世界の布置 8月19日 二〇世紀の世界の布置 9月16日 二一世紀の世界はどうなるのか
的場 昭弘:哲学者 1952年宮崎市生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。神奈川大学経済学部教授、神奈川大学副学長を歴任し2023年退任。著作に『ネオ共産主義論』『マルクスだったらこう考える』(ともに光文社新書)、『マルクスを再読する』(五月書房)、『未完のマルクス』(平凡社)『超訳「資本論」』全3巻(祥伝新書)『新訳「共産党宣言」』(作品社)『一週間de資本論』(NHK出版)『国家の危機』(共著、ベストセラーズ)など著訳書多数。
Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師はオンライン)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。