日本の古代史の展開は、中国や朝鮮半島など列島をとりまく東アジアの歴史と密接に結びついています。東アジアの世界は古代の日本にどのような影響を与え、逆に当時の日本は東アジアとどのように関わろうとしたのでしょうか。日本に政治権力が出現し、それが成長していく時代の東アジアの情勢と古代日本の動向を俯瞰的に見渡すことによって、世界のなかの日本という問題を考えます。(講師:記) 7/2 朝鮮三国とヤマト政権 7/30 東アジアの遣隋使 9/10 隋唐交替と倭国
河内 春人:こうち・はるひと 1970年東京都生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。同大学院博士後期課程退学。現在、関東学院大学教授、立教大学兼任講師。日本古代史専攻。主著『倭の五王』(中公新書)、『日本古代君主号の研究―倭国王・天子・天皇』(八木書店)、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、訳書『モノが語る日本対外交易史 七―一六世紀』(シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア著・藤原書店)など。
筆記用具
・講師都合により7/9は休講になりました。補講日は7/2です。(6/11記) ・Vimeoを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。