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講座番号:7151760
福岡教室
歴史
教室・オンライン自由講座 見逃し配信あり

「好太王と高句麗の騎馬文化 」

騎馬民族征服王朝説を見直す―応神朝の成立と東アジアの騎馬文化−

桃ア 祐輔/福岡大学人文学部歴史学科教授講師詳細
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  • 2024/8/19
  • 会員3,410円 一般3,960円
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曜日・時間 8月19日(月) 13:00〜15:00
回数 1回
持ち物 筆記用具をお持ちください。 ※6月より、講座時間を13時〜15時に変更致します。
備考 Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ※資料は当日の講座直前のアップとなります。
会員 3,410円(税込)
受講料 
3,190円
設備費 
220円
一般 3,960円(税込)
受講料 
3,740円
設備費 
220円

日程

2024/8/19

受講総額(税込)

会員3,410円
一般3,960円
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person講師詳細

桃ア 祐輔福岡大学人文学部歴史学科教授 1967年(昭和42年)3月12日生まれ。福岡大学人文学部教授(考古学) 福岡県福岡市出身 筑波大学大学院歴史・人類学研究科文化人類学専攻を単位取得退学。東京国立博物館事務補佐員、筑波大学助手を経て2004年に福岡大学に着任。2018年に中国社会科学院考古研究所・吉林大学・西北大学で1年間の在外研究に従事。ユーラシア騎馬文化・中近世仏教考古学が専門で「中世とは何か」の解明をめざす。 主な著作に「高句麗太王陵出土瓦・馬具からみた好太王陵説の評価」(『海と考古学』2005)、「七支刀の金象嵌銘技術にみる中国尚方の影響」『文化財と技術 4』2005)、「中世棒状鉄素材に関する基礎的研究」(『七隈史学』第10号)、「九州の屯倉研究入門」(『還暦、還暦?、還暦!』2010)、「九州出土子持勾玉研究入門」(『福岡大学考古学論集2』2013)、桃崎祐輔「騎馬文化の拡散と農耕文明との融合−江上騎馬民族征服王朝説が描く文化融合モデルとその今日的意義−」(『今、騎馬民族説を見直す』2014)「山の神古墳出土馬具の検討―2セットのf字形鏡板付轡・扁円剣菱形杏葉の年代とその意義―」(『山の神古墳の研究』2015)「金属容器」(『モノと技術の古代史 金属編』2017)「英彦山信仰遺跡と遺物からみた英彦山の歴史」(『英彦山の宗教民俗と文化資源』2017)など

教室・オンライン自由講座

「好太王と高句麗の騎馬文化 」

騎馬民族征服王朝説を見直す―応神朝の成立と東アジアの騎馬文化−

福岡大学人文学部歴史学科教授 桃ア 祐輔
<講座案内>
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 高句麗はBC37年の建国を伝え、最初の都は卒本(中国遼寧省桓仁)に置かれ、五女山城や下古城子城(平城)が築造されました。3世紀初頭頃には国内城(中国吉林省集安)に遷都し、4世紀を通じて都となり、長寿王十五年(427)には、国内城から平壌城(清岩里土城:北朝鮮平壌)へ、さらに平原王二十八年(586)には、長安城(平壌内)に遷りました。つまり建国から5世紀前半までは中国、それ以降から7世紀までは北朝鮮に首都がありました。中国では、高句麗史は中国史であると教えるのに対し、韓国では、韓民族の国として教えています。 3〜4世紀の高句麗では積石塚を築造し、集安の西大塚、千秋塚、太王陵、将軍塚などは国内城時代の美川王・故国原王・小獣林王・故国壌王・広開土王陵に比定されます。広開土王陵は好太王碑に近い太王陵・将軍塚のいずれかです。平壌城時代には石室封土墳、壁画墳が発達し、漢王墓、真坡里1号墳、湖南里四神塚、江西大墓などが王陵です。  313年に美川王は楽浪郡を滅ぼしますが、次の故国原王は342年に慕容鮮卑前燕・慕容皝の侵攻で都を破壊され、母・妻は捕虜になり、父の美川王の棺は奪われました。そこで南進に転じますが、371年の雉城の戦いで百済貴須王子の軍と戦って戦死しました。4世紀末の故国壌王は後燕と戦って国威を回復し、4世紀末から5世紀初の広開土王代には遼河流域、東北は松花江から牡丹江流域の裨礼(契丹)まで征服しました。さらに長寿王代には、475年に南進して百済の漢城を攻略、蓋鹵王を殺害しています。中原高句麗碑は、最大版図が、小白山脈麓まで及んだ事を物語ります。  従来、廣開土王碑の記事より、朝鮮半島南部の騎乗用馬具受容は、400年ならびに408年の好太王歩騎五万の南下が契機と考えられてきました。ところが馬具研究の進展で、4世紀前半には伽耶に鮮卑系馬具が受容され、4世紀後半には百済・新羅にも馬具の受容が進むことが確実視されています。これによって、5世紀初頭の高句麗軍南下に過大に依拠した年代設定には無理があることがわかってきました。そうした議論の成熟の中で、世界遺産登録をめざす中国による集安高句麗王陵の調査では、太王陵のトレンチから、「辛卯年(391)」銘銅鈴とともに、金銅に精緻な龍文透彫を施した辻金具や輪鐙・杏葉などが出土しました。これらの馬具は、慕容鮮卑三燕の影響を強く残す一方、新羅慶州の皇南大塚南墳(訥祇麻立干墓か,位417〜458年)に継承される要素もみられました。本講座では、慕容鮮卑三燕から、朝鮮半島南部の新羅・伽耶への文化的・軍事的技術の橋渡しを担った高句麗の位置付けを考えます。

<講師紹介>

桃ア 祐輔:福岡大学人文学部歴史学科教授 1967年(昭和42年)3月12日生まれ。福岡大学人文学部教授(考古学) 福岡県福岡市出身 筑波大学大学院歴史・人類学研究科文化人類学専攻を単位取得退学。東京国立博物館事務補佐員、筑波大学助手を経て2004年に福岡大学に着任。2018年に中国社会科学院考古研究所・吉林大学・西北大学で1年間の在外研究に従事。ユーラシア騎馬文化・中近世仏教考古学が専門で「中世とは何か」の解明をめざす。 主な著作に「高句麗太王陵出土瓦・馬具からみた好太王陵説の評価」(『海と考古学』2005)、「七支刀の金象嵌銘技術にみる中国尚方の影響」『文化財と技術 4』2005)、「中世棒状鉄素材に関する基礎的研究」(『七隈史学』第10号)、「九州の屯倉研究入門」(『還暦、還暦?、還暦!』2010)、「九州出土子持勾玉研究入門」(『福岡大学考古学論集2』2013)、桃崎祐輔「騎馬文化の拡散と農耕文明との融合−江上騎馬民族征服王朝説が描く文化融合モデルとその今日的意義−」(『今、騎馬民族説を見直す』2014)「山の神古墳出土馬具の検討―2セットのf字形鏡板付轡・扁円剣菱形杏葉の年代とその意義―」(『山の神古墳の研究』2015)「金属容器」(『モノと技術の古代史 金属編』2017)「英彦山信仰遺跡と遺物からみた英彦山の歴史」(『英彦山の宗教民俗と文化資源』2017)など

日   時
2024/8/19
    
8月19日(月) 13:00〜15:00
回 数 
1回
受 講 料
会員 3,410円 [ 受講料 3,190円 / 設備費 220円 ]
一般 3,960円 [ 受講料 3,740円 / 設備費 220円 ]
※入会金・受講料等は消費税10%を含む金額です。
持ち物など

筆記用具をお持ちください。 ※6月より、講座時間を13時〜15時に変更致します。

Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ※資料は当日の講座直前のアップとなります。

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