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講座番号:7151760
福岡教室
歴史
教室・オンライン自由講座 見逃し配信あり

「中国魏晋南北朝と慕容鮮卑の騎馬文化」〔5月〕

騎馬民族征服王朝説を見直す―応神朝の成立と東アジアの騎馬文化−

桃ア 祐輔/福岡大学人文学部歴史学科教授講師詳細
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  • 2024/5/20
  • 会員3,410円 一般3,960円
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曜日・時間 5月20日(月) 13:00〜14:30
回数 1回
持ち物 筆記用具をお持ちください。
備考 Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはfk9asacul@asahiculture.comで承ります。 ※資料は講座開始1時間前のアップを予定しています。ご了承下さい。
会員 3,410円(税込)
受講料 
3,190円
設備費 
220円
一般 3,960円(税込)
受講料 
3,740円
設備費 
220円

日程

2024/5/20

受講総額(税込)

会員3,410円
一般3,960円
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person講師詳細

桃ア 祐輔福岡大学人文学部歴史学科教授 1967年(昭和42年)3月12日生まれ。福岡大学人文学部教授(考古学) 福岡県福岡市出身 筑波大学大学院歴史・人類学研究科文化人類学専攻を単位取得退学。東京国立博物館事務補佐員、筑波大学助手を経て2004年に福岡大学に着任。2018年に中国社会科学院考古研究所・吉林大学・西北大学で1年間の在外研究に従事。ユーラシア騎馬文化・中近世仏教考古学が専門で「中世とは何か」の解明をめざす。 主な著作に「高句麗太王陵出土瓦・馬具からみた好太王陵説の評価」(『海と考古学』2005)、「七支刀の金象嵌銘技術にみる中国尚方の影響」『文化財と技術 4』2005)、「中世棒状鉄素材に関する基礎的研究」(『七隈史学』第10号)、「九州の屯倉研究入門」(『還暦、還暦?、還暦!』2010)、「九州出土子持勾玉研究入門」(『福岡大学考古学論集2』2013)、桃崎祐輔「騎馬文化の拡散と農耕文明との融合−江上騎馬民族征服王朝説が描く文化融合モデルとその今日的意義−」(『今、騎馬民族説を見直す』2014)「山の神古墳出土馬具の検討―2セットのf字形鏡板付轡・扁円剣菱形杏葉の年代とその意義―」(『山の神古墳の研究』2015)「金属容器」(『モノと技術の古代史 金属編』2017)「英彦山信仰遺跡と遺物からみた英彦山の歴史」(『英彦山の宗教民俗と文化資源』2017)など

教室・オンライン自由講座

「中国魏晋南北朝と慕容鮮卑の騎馬文化」〔5月〕

騎馬民族征服王朝説を見直す―応神朝の成立と東アジアの騎馬文化−

福岡大学人文学部歴史学科教授 桃ア 祐輔
<講座案内>
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 後漢末の207年8月、曹操は遼寧省朝陽郊外の白狼山で袁紹の遺児である袁尚と烏丸・蹋頓単于連合軍を撃破し、烏丸は中国本土に徙民されて魏晋代諸侯国の騎馬兵力となりました。また空白となった遼西地域には鮮卑慕容部・段部・宇文部などが南下し、覇権を握った慕容鮮卑が燕(前燕)を建国、急速に文明化し躍進します。  西晋末期の湖南省長沙金盆嶺21号墓では永寧二年(302)銘磚を伴う片鐙表現の古越磁緑釉奏楽騎馬群像が出土し、従来世界最古の輪鐙とされてきました。ところが近年、呉の丁奉(271没)家族墓で片輪鐙表現の騎馬人物俑が出土し、同時にターバンを被った騎馬人物俑も出土しました。インド文明圏から鐙が伝わった可能性を物語っています。  南京市の象山7号墓は、ガラス器・インド製のダイヤモンド指輪など卓越した内容から、東晋元帝永昌元年(322)に没した王(广+異、王羲之の大叔父)の墓と推定されています。馬俑は両輪鐙と尻繋を装着しています。  こうして三国〜西晋期には、騎馬に不得手な漢民族側で轡・硬質鞍・鐙をセットにした騎乗用馬具が確立しましたが、西晋の崩壊とともに、五胡十六国諸国に騎乗用馬具のセットが急速に普及しました。なかでも慕容鮮卑三燕(前燕・後燕・北燕)では、北票西官営子1号墓=北燕・馮素弗(414没)墓から出土した短柄輪鐙が朝鮮半島・日本列島馬具の祖形として、また実年代資料として注目されました。忘れてならないのは、古墳時代中期の日本は、騎乗用馬具セットが成立した中枢に、中央アジアやヨーロッパよりもはるかに近く、ヨーロッパ圈で7世紀以降に成立する騎乗用馬具セットが、4世紀前半には朝鮮半島南端、5世紀前半には日本列島に到達したことは、世界史的に過少評価できません。騎馬民族征服王朝説の今日的継承が必要である所以です。  1996年には、遼寧省の喇嘛洞墳墓群で420基以上の墓がみつかり、1996年の中国「全国十大考古新発見」に選ばれました。出土品に、応神天皇陵とされる大阪府誉田御廟山古墳(反正天皇=倭王珍の墓と考えます)の陪塚・誉田丸山古墳の国宝鞍とよく似た形の鞍があり、人々を驚かせました。  本論では三燕馬具や新羅・伽耶馬具の編年をもとに、国宝誉田丸山鞍の系譜と年代を考えます。

<講師紹介>

桃ア 祐輔:福岡大学人文学部歴史学科教授 1967年(昭和42年)3月12日生まれ。福岡大学人文学部教授(考古学) 福岡県福岡市出身 筑波大学大学院歴史・人類学研究科文化人類学専攻を単位取得退学。東京国立博物館事務補佐員、筑波大学助手を経て2004年に福岡大学に着任。2018年に中国社会科学院考古研究所・吉林大学・西北大学で1年間の在外研究に従事。ユーラシア騎馬文化・中近世仏教考古学が専門で「中世とは何か」の解明をめざす。 主な著作に「高句麗太王陵出土瓦・馬具からみた好太王陵説の評価」(『海と考古学』2005)、「七支刀の金象嵌銘技術にみる中国尚方の影響」『文化財と技術 4』2005)、「中世棒状鉄素材に関する基礎的研究」(『七隈史学』第10号)、「九州の屯倉研究入門」(『還暦、還暦?、還暦!』2010)、「九州出土子持勾玉研究入門」(『福岡大学考古学論集2』2013)、桃崎祐輔「騎馬文化の拡散と農耕文明との融合−江上騎馬民族征服王朝説が描く文化融合モデルとその今日的意義−」(『今、騎馬民族説を見直す』2014)「山の神古墳出土馬具の検討―2セットのf字形鏡板付轡・扁円剣菱形杏葉の年代とその意義―」(『山の神古墳の研究』2015)「金属容器」(『モノと技術の古代史 金属編』2017)「英彦山信仰遺跡と遺物からみた英彦山の歴史」(『英彦山の宗教民俗と文化資源』2017)など

日   時
2024/5/20
    
5月20日(月) 13:00〜14:30
回 数 
1回
受 講 料
会員 3,410円 [ 受講料 3,190円 / 設備費 220円 ]
一般 3,960円 [ 受講料 3,740円 / 設備費 220円 ]
※入会金・受講料等は消費税10%を含む金額です。
持ち物など

筆記用具をお持ちください。

Zoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(1週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはfk9asacul@asahiculture.comで承ります。 ※資料は講座開始1時間前のアップを予定しています。ご了承下さい。

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